「正規雇用への就きやすさ(正規雇用就業の対数オッズ)」

「また,本 稿 で もちい た プール代 数分 析 に よる思考 実験 は,社 会過 程 を詳細 に説 明 す る もので はな い。 社 会 現象 を単 純化 して2値 的 に しか と らえ られず,継 時 的変 化 と過 程 を説明 で きない。 けれ ども,概 念 が あい まい な場 合 に はそれ をフ ォー マル に定式 化す る,あ るいは仮 説 の既 存知 識 が乏 しい場 合 に は多様 な因果 関係 を想定 して推論 す るな ど と,よ り詳 細 な モデ ル構築 の ため の基本 枠組や論理的ストーリを導く演繹的方法として利用できるだろう」http://ci.nii.ac.jp/naid/110000226175

たしかに経時的変化と過程を説明できないというのは致命的な問題である.Time Series QCAみたいな方法もあるが,組み合わせの数が爆発していて個人的にはあまり現実的ではない.社会運動や政治的事件などであればイベント構造分析でやってもいいかもしれない.個人レベルの社会事象はうーん.

「恋人がいなくてもべつにそれなりに楽しいし,いたらいたでまあそれはそれで楽しいかなってぐらい」

「じゃあ,べつにいらないんじゃない?」

「うん,そう」