なんかおかしいおかしいと思っていたら,公開されているJGSS2012には15才時居住都道府県(pref15)の情報が削除されていた.調査時点の都道府県情報が08以降なくなっているのは知っていたが,これもかー.ええ,つらい.500人ぐらいみんな0になってた.コードブックには書いてあるので今後も多分公開されないであろう.

PREF15 15歳の頃の居住地(本人):都道府県名(この変数は公開しているデータセットに含まれていない)

Codebook-JGSS2012_Japanese p80

/*15歳時三大都市圏居住*/
/*埼玉千葉東京神奈川愛知三重京都大阪兵庫*/
tab pref15
/*48は外国 88はよくわからん 99は無回答*/
drop if pref15==48 | pref15==88 | pref15==99
gen urban15=0
recode urban15 0=1 if pref15==11 | pref15==12 | pref15==13 | pref15==14 | pref15==23 | pref15==24 | pref15==26 | pref15==27 | pref15==28

#備えよう


えいきょうっていいがちです、すいません。関連がみられただったらまだ許されるかな。

ただ,「親の同居のプラス効果の統計的有意性は弱かった。」とあるが,統計的有意性と効果の大きさは無関係なのではないのか。また,他の章でも同様であるが,分析結果を基本的に「影響」と表現するには慎重であった方がいいだろう。さまざまなモデルを比較しても,わかるのは「影響」ではなく,「相関」でしかないからである(これはパネル調査でも実は同じことが言えるだろう)。

http://ci.nii.ac.jp/els/110009827984.pdf?id=ART0010336711&type=pdf&lang=en&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1478576713&cp=


再録っぽいから読んでないんだけど,SAGEにうpされている目次みると,ただたんにこれまでの既発表論文の再録ではないようだ.にしても洋書はペーパーバックになっても高い.国内だと6校にしか所蔵されていないc.

Goldscheider, Frances and Calvin Goldscheider, 1999, The Changing Transition to Adulthood: Leaving and Returning Home, Thousand Oaks: Sage Publications.