本郷でブール代数な研究会だった。fsQCA の使いかたはいまいちわからんが(caribrate 関数までは理解した)、TOSMANA はマスターしたと言わざるを得ない(Windows 持ってないのでシェアメイトに借りた)。

ん,嘘.キャリブレーションはポチポチでは出来るようになったけど,どうもこれ対数変換してるみたいなんだが,なんで3値も指定しないいけないのか数理的によくわからない.Ragin 2008 を読めってことっぽいけど.

うーん、経験的研究ももちろんだけど、理論研究やメタアナリシスにけっこう向いてると思うんだよなあ。たとえば。

稲葉昭英,2005,「家族と少子化」『社会学評論』56(1): 38-54.

未婚化・晩婚化だけでなく, 夫婦出生率の低下も少子化の一因であることが近年の研究から明らかにされている.本研究は, この夫婦の出生率の低下に家族的要因がどのように関与しているのかを検討する.まず, これまで指摘されてきた社会経済要因説, 価値意識要因説, ジェンダー要因説の3つの仮説の論理的な関係を検討し, 子ども数の選好の変化が論理的に重要であることを示す.ついで, 先行研究および出生動向基本調査の結果を検討したが, ジェンダー要因説を支持する結果はほとんど得られなかった.むしろ, 夫婦の出生率の低下は, 子どもの福祉を追求するために子ども数を制限するという選好の変化から生じている可能性が示唆された.最後に行ったNFRJ98 データを用いた乳幼児をかかえた女性の家族役割負担感などについての分析からも, ジェンダー要因説は支持されなかった.育児期には性別役割分業が顕在化するが, そうした課題が夫婦ではなく親族を中心としたネットワーク内で分担されるために, ジェンダー要因説が成立しないことが示唆された. 夫婦出生率の低下は, 家族の新たな変化の帰結というよりは, 性別役割分業にもとづいて子どもの福祉追求を行うという, これまでの家族のあり方に根ざした動向と考えられる.

毎回思うけど、真理表に致命的な誤植がある。

Screen Shot 2016-05-09 at 19.27.09

Screen Shot 2016-05-09 at 19.33.31

あー,Mac だと TOSMANA 使えないので,チョーめんどくさい.

疲れてて泥のように眠った。中途半端な時間に起きてしまった(2319)。数時間寝たところで世界はとくに変わっていなかった。さいきん、疎外感というか、自己肯定感低いな。